世間では「Vagrant Share」なるものが便利で注目を集めてるようですが、Vagrantを使ってない人がローカルで開発しているものを一時的に外向きに開放するのに「ngrok」が便利じゃないか(これならWebデザイナーさんでもできるんじゃないか)、と言うことで記事を書いています。
動作イメージはこんな感じ。
ngrokを使うとローカルから「http://localhost:80」とか任意のポートで起動してるサイトを、たいした設定をすることもなくネットワークの外から「http://任意の文字列.ngrok.com」でアクセスさせることができちゃいます。要はトンネル。お客さんとかにリモートからローカルのサーバを直接見てもらうこともできるってわけですね。
使い方は簡単
使い方は簡単で、各プラットフォームに用意されたファイルをダウンロードして実行。ローカルのサーバが80番ポートなら「./ngrok 80」とかでOK。すると、自動的にURLが生成されて画面上に表示されます。
表示されたURLをコピペしてブラウザに入力すればこのように。
こんなに簡単なら誰でもできますね。
気になるお値段は?
とりあえずテンポラリー的に使う分には無料のようで、継続して使うとか認証をかけたいとかサブドメインを指定したい時にお金を払う「pay-what-you-want service」のようです。「ネットワークのこともVagrantとかもわかんないよ、もっと簡単に手元にあるサイトを見てもらえたら…」という願いを叶えてくれますね。お試しあれ。
※ちなみにHomebrewにそろそろ入りそうな気配が…。